- 「携帯の審査が通らない!?」
- 「携帯審査の落ちる理由ってなに?」
- 「審査なしで携帯を利用したい」
など、携帯の審査について様々な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
携帯を利用するために審査は絶対にあるとお考えの方もいらっしゃると思いますが、審査がない・または審査が不要になる携帯の利用方法もあります。
そこで携帯審査をわかりやすく解説記事にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
携帯の審査(スマホ・iPhone)とは?
携帯の審査とは、携帯電話の新規契約や機種変更時における重要な手続きであり、申込者の収入や支払い能力を評価し、回線の契約と携帯端末の提供可否について判断します。
携帯の審査は、大きく分けて以下2種類があります。
【 契約審査:携帯電話の回線契約 】
契約審査では、携帯電話会社(携帯キャリア)によって携帯料金の支払いや解約履歴などから申込者の信用度を判断します。
【 分割審査:携帯端末の分割払い 】
分割審査では、携帯電話以外の支払いやローン履歴で信用度を判断します。
携帯を契約するときの審査は?
携帯の契約審査は外部の信用情報機関に登録されている情報によって審査が行われます。
外部の信用情報機関には、以下の3っがあります。
- CIS(クレディセゾン情報サービス)
- JICC(日本信用情報機構)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
これらの機関は、一般消費者の銀行・金融機関での取引やクレジットカード・消費者金融における取引記録を保持し、信用情報を企業(携帯キャリアなど)に提供しています。
携帯の一括払いが審査に通らない理由
携帯端末を一括払いで購入して契約しようとしても審査に通らない場合は、契約審査に問題がある可能性が高いです。契約審査の基準は携帯キャリアによって異なりますが、規約違反や強制解約、料金の滞納があるとマイナス要素になります。
とはいえ端末料金を一括払いすれば、審査の難易度はさほど高くありません。それでも審査に通らない人は、申請書類に不備がないか、また過去の携帯料金に未払金がないかを確認することが大切です。
携帯端末を分割で買うときの審査は?
携帯端末を分割で買うときの審査は、外部の信用情報機関によって個人の収入やローン返済能力など、総合的な信用度が評価されます。これにより、携帯キャリアが端末代金を全額回収できるかどうかの判断がおこなわれます。
携帯端末を分割払いで買う場合、手元に携帯端末代金を用意しなくてすみますが、代金を複数回に分けて支払わなければならないため「分割審査」がおこなわれます。
過去のローンやクレジットカード利用において滞納や支払い遅延がある人、また収入が安定しない人は、分割審査が難しくなります。
分割払いで審査落ちする理由
分割払いで審査落ちする理由は下記のなかから考えられます。
- クレジットカード支払いの滞納記録
- 自己破産や踏み倒しの記録
- ローンの返済に遅延した記録
- 一定の収入以下、または不安定さ
支払い能力に問題があり、信用度も低いと判断されると審査落ちしやすくなります。一度クレジットカード会社や携帯キャリアにて要注意人物としてブラックリストに載ってしまうと、審査に通ることが難しくなります。
携帯契約は審査なしでもできる?
携帯契約を審査なしでおこなうには、支払方法を口座振替(銀行経由)・クレジットカード以外にする必要があります。ただし、どうしても口座振替(銀行経由)やカード払いがいいという方には審査がゆるい携帯契約(格安SIMともよばれるSIM契約)がおすすめです。
格安SIM(MVNO)とは、ドコモやソフトバンクなどのMNO(移動体通信事業者)の通信ネットワークを借りて提供するサービスのことです。携帯端末の購入が不要のため、審査のハードルは高くありません。
一例として、格安SIM(MVNO/仮想移動体通信事業者)の携帯契約をご紹介します。
LINEMO
「LINEMO」はソフトバンク回線を利用した携帯電話サービス(MVNO)です。SIM契約のみのため端末購入に必要な審査がなく、契約審査のみ行われます。
LINEMOは携帯端末を別途用意しなければなりませんが、分割審査が難しい人でも契約しやすい特徴があり、オンラインのみですが簡単に申し込みができるメリットがあります。
携帯契約には利用料金の支払い能力が審査されますが、LINEMOは月々1,000円以下から始められる格安サービスのため審査が通りやすいです。申し込みにはマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要で、支払いは口座振替かクレジットカードから選べます。
イオンモバイル
「イオンモバイル」は、ドコモ回線とau回線から選んで利用できる携帯電話サービス(MVNO)です。イオンモバイルの申し込みは、オンラインのほか全国200店以上のイオン店舗や、イオンモバイル取扱店で対応しています。
契約の必須条件は運転免許証などの本人確認書類の提出と、支払い方法はクレジットカードのみでそれ以外(口座振替など)は利用できません。他の携帯電話サービス同様に契約審査は行われますが、比較的ゆるい部類に入ります。
イオンモバイルでは端末を別途購入することができるので店舗やオンラインショップであわせて申込が可能です。
携帯契約の審査なし(ゆるい)はほかにある?
携帯キャリアや通信事業者のなかには、生活保護受給者や低所得者、自己破産した人など審査が難しい人も申し込みやすい「審査なし(またはゆるい)プラン」を提供しています。携帯電話が生活インフラの必需品として普及した中で審査によって利用できないことが無いようにサービスも多様化しています。
携帯契約の審査なしにおすすめのサービスについてご紹介します。
審査なし(ゆるい)レンタル携帯を契約する
レンタル携帯の契約には、審査がないことがほとんどです。レンタル携帯とは、レンタル会社名義で契約した携帯電話を貸し出す仕組みで、携帯キャリアと申請者が直接契約する必要がありません。
しかも、レンタル携帯にはデータ通信のみならず音声通話も含まれており、使える機能が限定的なSIMサービスとはことなります。携帯キャリアとの契約と同じように、ネットも電話も使えることが最大のメリットです。
携帯レンタルサービス:スマスタ
携帯レンタルのなかでも、特におすすめなのが審査なしサービスです。社会復帰など様々な事情を抱える方も携帯(キャリア)契約と変わりない内容で利用することができます。
以下、スマスタのレンタルサービスを例としてご紹介します。
- 携帯電話は大手キャリア回線
- 料金は前払いでコンビニ決済可
- クレカや口座が無くても契約可能
- 音声通話は24時間かけ放題
- 携帯端末は数千円代で一括払い
- SIMのみ、WiFiレンタルも可能
審査なしの携帯レンタルサービスは月額3千円代(データ通信容量1GB)から申し込みができるため月々の費用も安くおさえられ、利用しやすいサービスとなっています。
レンタル携帯を契約する手順
レンタル携帯を契約する手順はとてもシンプルです。
以下、スマスタのレンタルサービスを例にご紹介します。
- 回線・端末を決めて申し込む
- 初期費用を支払う
- 入金を確認後、携帯端末が配送される
申し込みはネットや電話、また取扱代理店でも受け付けています。スマートフォンがなく、電話やネットが使いにくい環境の人は、取扱代理店に来店して申し込むことも可能です。
レンタル携帯をできるだけ早く欲しいかたは店頭で即日受取ができます。またネットでの申し込みであれば入金確認後、最短翌日で携帯電話が手元に届きます。
携帯のSIMだけ契約の審査は?
携帯のSIM契約のみの場合でも審査はあります。SIMとは、スマートフォンなどに挿入する装置のことで、契約した通信事業者や電話番号などの情報が入っています。
SIMの種類は主に2つです。取り外しができる小さなカード型の「SIMカード」と、端末にプログラム化された電子型「eSIM(Embedded SIM)」があります。
携帯のSIM契約のみでも通信事業者の登録上、契約審査がありますが、これまでに携帯料金を問題なく支払っていれば特に問題になりません。実際、SIM契約は格安のサービスが多く、携帯審査そのものもゆるくなります。
プリペイドSIMを契約する
プリペイドSIMの契約は格安SIM契約の審査が心配な人や既に携帯ブラックの人も検討できるサービスです。プリペイドSIMとは、携帯料金をあらかじめ前払いして利用するサービスで、プリペイドSIMには携帯料金の未回収リスクがなく契約審査がありません。
またプリペイドSIMは、コンビニや家電量販店、インターネットでも手軽に購入できます。一方で料金は、格安SIMより割高で、使える機能も限定的なので長期的な利用向きではないでしょう。
実際、プリペイドSIMではインターネット通話はできても、通常の音声通話がついていないことがあるため、通話目的でSIMを検討している場合は機能を確認することが重要です。
携帯の審査に通らないときの対処方法は?
「審査がゆるい、ほぼない」と言われる手段を試しても、携帯の審査に通らないこともあります。
携帯の審査で通らない場合は以下の対処法を試してみましょう。
- 未払い金を完納する
- 10万円以下の端末を選ぶ
未払い金を完納する
過去にクレジットカードの支払いで滞納したことや、携帯料金に未払い金がある人は、すぐに完納しましょう。特に携帯料金を払っていない場合、携帯端末を現金一括で入手したとしても携帯キャリアとの契約審査に影響する可能性が高いからです。
未払い状態が長く続いていると、携帯電話の利用が止められたり強制解約になったりすることもあり、ブラックリストに載るリスクも否めません。携帯ブラックになると、今後の審査でも通らなくなるため、携帯電話の利用そのものができなくなってしまいます。
10万円以下の端末を選ぶ
分割審査を通すには、できるだけ10万円以下の携帯端末を選ぶことが大切です。審査基準が開示されているわけではありませんが、10万円以上の端末は審査が厳しくなる傾向があるからです。
例えば、ドコモでは10万円以上の製品を購入する際に信用情報機関による審査が行われます。ローン状況や収入なども審査対象になるため、分割審査の難易度が上がってしまうのです。審査の心配をしたくない人は、10万円以下の製品から欲しい携帯端末を探しましょう。
携帯端末の購入に審査はあるの?
携帯端末を新しく購入するには通常、端末代の支払い能力に審査が入るのですが、現金や振込で一括払いは例外となります。代金の支払いが完了してから端末を受領できるため、分割審査を行う必要がなくなります。
ただし、携帯端末によっては10万円以上の製品もあり、代金を一括払いすることが難しい場合もあります。そのようなケースに備えて、携帯端末の購入審査について事前に把握しておくことが大切です。審査がある場合とない場合の詳細についてみてみましょう。
審査がある場合
分割払いで携帯端末を買う場合は、分割審査があります。外部の信用情報会社による情報やクレジットカードの利用履歴などから、支払い能力を評価する審査になります。
回線契約のありなしに関係なく「分割払いには審査がある」と覚えておくとよいでしょう。ちなみに、携帯端末だけを購入する場合はSIMカードを入れ替えできるSIMフリーの製品か、SIM解除ができる製品を選ぶことが大切です。
審査がない場合
携帯端末を一括払いで入手する場合は、製品の代金を先に支払ってから製品の受け渡し(ネットの場合発送)が行われるため、購入に関する審査はありません。しかし、代金が10万円を超える高額の端末は、一括払いができない人もいるでしょう。
多くの携帯キャリアでは、高額端末の購入サポートとして12ヵ月や24ヵ月などの分割払いプランを提供しています。しかし、これらの分割審査も通らないと利用することはできません。
審査が心配な場合は、携帯ショップや家電量販店、中古ショップなどで格安の中古品を探すのも良策です。