- 「携帯のかけ放題の違いはなに?」
- 「携帯かけ放題はどこで選ぶ?」
- 「かけ放題はどこの携帯会社がいい?」
など、携帯かけ放題について様々な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
携帯かけ放題はキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)やレンタル携帯会社の詳細や違い・注意点をしっかりおさえておけば難しいことはありません。かけ放題の特徴を携帯会社ごとに知ることでどれを選ぶべきかわかることでしょう。
そこで携帯かけ放題についてどのようになっているのか、わかりやすく解説記事にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
携帯のかけ放題ってどんなものがあるの?
かけ放題の種類は主に以下、2種類のタイプに分かれています。
- 1回5分or10分以内無料のかけ放題
- 時間制限がない24時間かけ放題
一部の携帯会社では、専用の通話アプリを使って追加料金なしで24時間かけ放題になるところや、通話料金が格安になるところもあります。しかし、通話アプリのかけ放題では電波状況に応じて、音声通話の品質が悪くなることがあります。
携帯かけ放題を提供している以下のサービスをご紹介します。
- ドコモ・au・ソフトバンク(キャリア)
- 携帯レンタル会社
- 格安SIM
かけ放題の詳細と注意点
かけ放題はすべての電話が対象になる訳ではない点に注意が必要です。多くの携帯会社では、以下の電話をかけ放題の対象外としています。
- 国際電話
- 衛星電話
- 0570で始まる番号(ナビダイヤル)
- 0180で始まる番号(テレドーム)など
各携帯会社が指定している電話番号もあり、050から始まる一部のIP電話が、かけ放題の対象外となっている場合があります。
一般的な電話番号への通話は問題なく対象となりますが、「〇秒〇円とアナウンスがある番号」や「SMS、市外局番以外、衛星電話」など普段なじみの少ない番号については注意が必要です。
かけ放題対象通話と対象外
かけ放題の対象・対象外は以下の通りです。
【 かけ放題の対象 】
各キャリア携帯電話、固定電話、光/IP電話、天気予報(177)、時報(117)、番号案内通話料(104)※番号案内料を除く、災害対策伝言ダイヤル(171)など
【 かけ放題の対象外 】
海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)(0067)等から始まる他社が料金設定している他社接続サービス、(188)特番、(104)の番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、各キャリアが指定する電話番号など
【 固定電話番号のかけ放題対象外 】
キャリアによって、かけ放題の対象外となる一部の固定電話番号があります。こちらはキャリアとは別の事業者サービス(特定の固定電話番号を経由した国際電話が無料になる仕組み)であるため、別途で国内通話料が発生します。
ドコモ・au・softbank(キャリア)のかけ放題はどのくらい?
電気通信事業の大手3社(ドコモ・au・Softbank)の場合、かけ放題の料金に大きな差はありません。わずかな差でSoftbankが最も安く、基本料金と合わせた料金相場は5分以内かけ放題なら月額4000円~、24時間かけ放題なら月額5000円~利用でき、オプションやデータ容量に応じて価格が上がります。
ドコモ(docomo)かけ放題
ドコモのかけ放題は「5分通話無料オプション」と、「24時間かけ放題オプション」の通話オプションから選べます。また、基本プランは「ギガ数(1~7GB)に応じたプラン」と「データ無制限」の2種類でわかれています。
【 5分かけ放題の料金例 】
データ容量1~3GB・・・約4000~5500円前後
【 24時間かけ放題の料金例 】
データ容量1~3GB・・・約5000~6500円前後
5分かけ放題では約900円(月額)でオプション追加ができます。また、24時間かけ放題をつけた場合は約2000円(月額)の追加になります。
ドコモ(かけ放題・携帯電話・スマホ通話)の特徴
ドコモは4G・5Gともに基地局数No.1のキャリアです。基地局が多いため電波が届きやすく、山や海、地方地域にも強いのが特徴です。
ただし、ドコモ回線は地下に弱いといわれています。2022年3月末時点ではドコモ回線の契約者数がトップとなり、他社より加入者が多いため回線が混雑しやすく速度が落ちやすいと考えられます。
参照サイト:株式会社NTTドコモ(NTT docomo)
ドコモのレンタルサービス
ドコモが提供する携帯レンタルサービスにもかけ放題があります。レンタル料+配送料+通話・通信料のシンプルな料金体系となっています。レンタル機種についても、スマホ以外でWi-Fiルーターやタブレット、カード携帯など幅広く取り揃えているのが特徴です。
- レンタル料:1日目6,050円、以降550円/日
- 通話料(音声定額制): 1日目1,100円、2日目以降110円/日
参照サイト:株式会社ドコモ CS
auかけ放題
auのかけ放題は「5分通話無料の通話定額ライト2」と、「24時間かけ放題の通話定額2」の通話オプションから選べます。また、基本プランは「ギガ数(1~4GB)に応じたスマホミニプラン」と、「データ無制限の使い放題MAX」の2種類でわかれています。
【5分かけ放題の料金例】
データ容量1~3GB・・・約4000~6500円ほど
【24時間かけ放題の料金例】
データ容量1~3GB・・・約5500~7500円ほど
5分かけ放題の場合、約900円(月額)でオプション追加ができます。また、24時間かけ放題をつけた場合は約2000円(月額)の追加になります。
auかけ放題(携帯電話・スマホ通話)の特徴
auの基地局数は大手3キャリアの中では3番手ということで、一部の地域では電波が弱いこともあり、山間部や地方地域での使用は注意が必要です。ただ、auは地下に強いという特徴があります。地下での電波対策として、4GLTEの電波が使えるようになっており、多くの地下鉄駅や地下駅間でスマホが使えます。
auはNetflixなどサブスクとセットになったプランが豊富な点が特徴的です。動画視聴系のサブスクを利用する方なら、お得になる場合があります。
softbank(ソフトバンク) かけ放題
Softbankのかけ放題は「5分通話無料の準定額オプション+」と、「24時間かけ放題の定額オプション+」の通話オプションから選べます。また、基本プランは「ギガ数(1~3GB)に応じたミニフィットプラン+」と、「データ無制限のメリハリ無制限」の2種類でわかれています。
【5分かけ放題の料金例】
データ容量1~3GB・・・約4000~6500円ほど
【24時間かけ放題の料金例】
データ容量1~3GB・・・約5000~7500円ほど
基本プラン以外は、はじめてスマホを使う人向けのデビュープランのみ。厳選されたシンプルなプラン展開で、選びやすいのが特徴的です。
ソフトバンクかけ放題(携帯電話・スマホ通話)の特徴
Softbankの基地局数はドコモについで第2位。一部は電波が弱いところもありますが、十分な基地局数があり、多くのエリアで安心して使えます。
また、Softbankは地下鉄でも通信が早いとの声が上がっています。つながりにくい場所を優先して設備を整えているとのことで、Softbankは地上・地下ともに安定した接続が期待できます。
携帯レンタルでのかけ放題は何がちがう?
携帯レンタルでのかけ放題は、どのような違いがあるのでしょうか?通常の契約とはことなる点や携帯レンタルの特徴について以下をご覧ください。
【 通常と携帯レンタルの違い 】
- 通常の携帯契約・・・キャリアなどの携帯会社(契約)⇒携帯利用者
- 携帯レンタル・・・キャリアなどの携帯会社(契約)⇒携帯レンタル会社⇒携帯利用者
【 携帯レンタルの特徴 】
- すぐに利用できる(キャリアの審査は不要。身分証の確認だけでだれでも利用できる)
- 料金体系がシンプル(基本料金、オプション料金、通話料、レンタル料のわかりやすい料金体系)
- 短期利用が可能(2年契約などの縛りがなく、解約手数料も不要)
- 最新機種が利用できる(在庫があれば使いたい機種が利用できる)
携帯レンタルかけ放題のおすすめ業者
携帯レンタルのかけ放題を提供している業者はどのようなサービスなのでしょうか?ここでは、「総務大臣認定の電気通信事業者」に登録済みの安心できるおすすめ業者をピックアップしてご紹介いたします。
スマスタ
スマスタのかけ放題は全てのプランに24時間かけ放題がつき、ドコモ・auの大手キャリア回線から選択できます。データ通信量は1~50GBまでの11種類から選べるが特徴的です。契約は身分証だけあれば審査なしで利用でき、支払いはコンビニ決済が選べ、銀行口座やクレジットカードも不要です。
料金は初期費用+レンタル代金+送料がかかります。
スマスタの詳細は以下からご確認いただけます。
エクスモバイル
エクスモバイルのかけ放題はオプションプランから選択することができます。取り扱い機種の幅が広く、au・ドコモ・ソフトバンク各社の様々な端末から、新型のスマホまで選べるのも特徴的です。受け渡しは郵送やバイク便、空港でも可能となっています。
料金は初期費用+レンタル代金+送料がかかります。
参照サイト:エクスモバイル株式会社
誰でもスマホ
誰でもスマホのかけ放題は全てのプランに24時間かけ放題がついています。料金プランは通信データごとに、1GBから25GBまでの8種類から選べ、ドコモ回線の通信エリアが利用できます。コンビニ払いが可能のためクレジットカードや銀行口座がなくても安心して利用できます。
料金は初期費用+レンタル代金+送料がかかります。
参照サイト:株式会社アーラリンク
PUPURU(ププル)
PUPURUのかけ放題は専用プランから選ぶことができます。法人向け専門の通信機器レンタルとして機種が充実しており、選べる機種の幅が広く新型のスマホを選んで利用できるのが特徴的です。見積から受け取り・返却まで、WEBと郵送で完結できます。
料金応相談(期間、台数、プランなどにより異なる)
参照サイト:株式会社ププルインターナショナル
その他の携帯かけ放題サービスについて
携帯かけ放題はSIMのみ契約でも利用することができます。「SIM」とは、スマホの内部に差し込んで使う小さいチップのことで、SIMの種類は音声通話とデータ通信セットか、データ通信のみに分かれています。
携帯契約はスマホとSIMをセット販売するのが一般的ですが、格安SIMのみを契約して手持ちのスマホに差し込んで利用するといった使い方もあります。
格安SIMのかけ放題サービスについてご紹介します。
ahamoの携帯かけ放題サービス・特徴
ahamoのかけ放題は基本プランの中に5分通話無料がすでに入っているため、追加料金なしで利用することができます。通話オプションの追加や、専用通話アプリを使うといった手間をかけずに、標準装備で5分間通話無料がついているのが特徴です。
また、基地局数のおおいドコモ回線なので、高品質なネットワークを使える点も大きなメリットです。
ymobile(ワイモバイル)の携帯かけ放題サービス・特徴
ymobileのかけ放題は「国内通話10分定額(だれとでも定額)」と、24時間かけ放題の「スーパーだれとでも定額(S)」が通話オプションとして追加することができます。また、基本プランはギガ数に応じたS/M/Lの3種類から選ぶことができます。
ymobileはソフトバンク回線を利用することができます。そして、実店舗もおおいので格安SIMのなかでもサポート
uqモバイル(uq mobile) の携帯かけ放題サービス・特徴
ymobileのかけ放題は「10分間かけ放題の通話放題ライト」と、「24時間完全かけ放題の通話放題」が通話オプションとして追加することができます。また、基本プランは3GBの「くりこしプランS 」、15GBの「くりこしプランM 」、25GBの「くりこしプランL」の3種類から選ぶことができます。
uqモバイルはau回線のサービスです。全国2,700以上の店頭で購入することができるため、実店舗でサポートを受けやすいのが特徴です。
povo(ポボ) の携帯かけ放題サービス・特徴
povoのかけ放題は「5分以内通話かけ放題」と、「24時間無料の通話かけ放題」が通話オプションとして追加することができます。また、基本プランは必要なデータ通信・通話オプションを追加していくという、自分が欲しい機能を組み合わせることができます。
「ゼロから自分でつくるスマホプラン」など、独特なプランが用意されているのが特徴的です。また、公式サイトでは自分に合ったプランの相談ができるため、気になる方は一度相談してみると良いでしょう。
mineo(マイネオ) の携帯かけ放題サービス・特徴
mineoのかけ放題は「10分かけ放題」と、「24時間かけ放題」、「10分通話パック」が通話オプションとして追加することができます。基本プランは、「データ容量別のプラン」や、「通信速度で選ぶプラン」が用意されています。
mineoは専用通話アプリの利用や、通信速度を抑えたプランが選べるのが特徴的です。ただし、通信速度で選ぶプランでは、回線が混雑する平日の12時台に通信速度が最大32kbpsに制限される点に注意が必要です。