- 「安いスマホはどれがいいの?」
- 「安いスマホはどこでみつける?」
- 「安いスマホを本体のみ購入するには?」
など、安いスマホについて様々な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
安いスマホを検討されているかたは、まずiPhoneとandroidの選択をする必要があります。そして、購入予定の格安スマホがどういったもので、どこで購入できるのかを確認します。また、料金をおトクにする方法や注意点など様々なことを知っておくとスムーズになるでしょう。
そこで、安いスマホについてわかりやすく解説記事にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
安いスマホとは?
安いスマホとは、本体料金が安価なスマートフォン本体をさします。スマホ本体の料金は年々増加傾向にありますが、なかには性能が優れていてコスパのいい安いスマホ本体もあります。現状のスマホ市場における相対価値で判断されるので、厳密な金額の定義は特にありません。
【安いスマホ本体のメリット例】
- 初期費用を安くおさえて機種変更できる
- 分割購入時に審査基準が低い
- 「消耗品」として経費計上できる
価格が安いことがセールスポイントとなるので、スペック的には「エントリーモデル」に位置づけられることがほとんどです。
スマホの本体のみで購入が安いところは?(新品)
スマホの本体のみで購入が安いところはどこなのかというと、やはり発売元やキャリアがおすすめです。というのも発売元やキャリアであればスマホ本体の料金を自由に安くすることができますし、ユーザーの獲得をするために安いキャンペーンをおこなうこともあるからです。
【安いスマホを購入できる場所一例】
- キャリア・格安sim会社
- メーカー直販サイト
- 家電量販店・ECサイト
安いスマホ本体のキャリア・格安sim会社
安いスマホをあつかうキャリアや格安sim会社など通信事業者では、電気通信事業法が一部改正されたことにより端末代金と通信料金が分離され、回線(simカード)契約をせずともスマホ端末のみを購入することが可能となりました。
【キャリア・MVNO事業者一例】
- ドコモ
- au
- Softbank
- 楽天モバイル
- LINEMO
- NUROMobile
- UQモバイル
- ワイモバイル
安いスマホ本体のメーカー
安いスマホの購入時や購入後にメーカー直販サイトでは、開発・製造元のメーカーならではの専門的なサポートが受けられます。メーカー直営のため信頼性が高く安心して利用できる点や、価格競争に左右されず一定の値段で購入できることが大きなメリットとなります。
【安いスマホ本体のメーカー例】
- Apple
- SHARP
- SONY
- Samsung
- Xiaomi
- OPPO
安いスマホ本体の家電量販店・ECサイト
安いスマホの比較検討が容易にできる家電量販店やECサイトは、新品を最安値で購入したいという方におすすめです。購入時にポイントが貯まる店舗も多く、安いスマホ以外の買い物も行う場合に特に推奨されます。
【安いスマホ本体のネットショップ・店舗一例】
- ヨドバシカメラ
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
安い料金でスマホを購入するには?
安い料金でスマホを購入するには、発売直後や型落ちになった際に行われるセールや割引を利用するのがおすすめです。特にキャリアや格安スマホ事業者は一定数のラインナップしか販売していないので、売り切ることを前提とした値下げがおこわれています。
【安い料金でスマホ本体を購入する方法】
- セール・キャンペーンを利用する
- キャリアのプログラムを利用する
安いスマホをセール・キャンペーンで購入
安いスマホをあつかうキャリア・格安sim会社などの通信事業者、家電量販店・ECサイトなどの販売店が定期的に実施している各種セール・キャンペーンを利用することで、安いスマホをさらに安価で購入することが可能となります。
【スマホ本体のセール・キャンペーン一例】
- 在庫処分セール
- タイムセール
- ポイント還元セール
- 乗り換えキャンペーン
- キャッシュバックキャンペーン
- オンラインストア限定キャンペーン
スマホキャリアのプログラムが安い
安いスマホはキャリアの「残債免除プログラム」を利用することで、端末料金がさらに安くすることが可能です。プログラムが適応される購入方法には、以下の2つが存在します。
【残債免除とは】
分割購入したスマホ本体を一定期間後に返却することで、本体代の残金が免除される購入方法
【残価設定ローンとは】
あらかじめ設定された残価(本体の買い取り保証額)を除く金額を分割支払いする購入方法
スマホの本体のみで購入が安いところは?(中古)
安いスマホの型落ち・中古端末であれば、新品よりも安い料金で購入することができます。なお、中古スマホは「新古品」と「中古品」に分類されるので、それぞれの特徴を理解して自身に合ったスマホ本体を選択するようにしましょう。
【スマホ本体の新古品】
スマホ本体が出荷・購入され未開封・未使用の状態のスマホ本体をさします。新品のスマホ本体より安く、使用した中古品よりも高い価値があるスマホ。
【スマホ本体の中古品】
スマホ本体が出荷・購入され開封し使用された状態のスマホ本体をさします。ユーズド品とよばれ、スマホ本体の使用感によって値段が上下します。
【スマホ本体の中古購入先一例】
- 中古スマホ事業者
- オークション・フリマアプリ
安いスマホ本体を取り扱う中古事業者
安いスマホ本体を取り扱う中古事業者はハイスペックから安いスマホまで、さまざまな新古品・中古品を取り扱う古物事業者です。安いスマホ本体を取り扱う事業者は実店舗(対面)・Web販売店(ECサイト)の2種類があり、都合にあわせて利用することができます。
【スマホ本体の中古事業者一例】
- にこスマ
- ゲオモバイル
- ソフマップ
- ハードオフ
- ブックオフ
安いスマホ本体のオークション・フリマアプリ
安いスマホ本体はオークションやフリマアプリで個人間の取引がされています。スマホ本体の料金は個人間での値付けとなるため、安い値段で購入できるというメリットがあります。ただし、個人取引となるため、詐欺や売り手・買い手間のトラブルには十分な注意が必要になります。
【オークション・フリマアプリのサービス一例】
- メルカリ
- 楽天ラクマ
- PayPayフリマ
- ヤフオク!
- モバオク
- eBay
【ネットオークション・フリマアプリとは】
インターネット上でオークション・フリーマーケット形式での電子商取引を行うことができるオンラインサービスの総称です。
スマホの安い本体はコレ!
スマホの安い本体をお探しであればまずはどういったものがあるか確認してみましょう。そして、自分にあったものがどの安いスマホなのかというポイントも一緒におさえていきましょう。
【安いスマホ本体のOS】
- IOS(iPhone)スマホ
- Androidスマホ
iPhone(IOS)の安いスマホ、Androidの安いスマホを3機種ずつご紹介します。まだまだ現役で使える安いスマホはたくさんあります。予算にあった安いスマホを見つけてみてください。
スマホが安い!コスパ良しiPhone3選
iPhoneでは安い料金で購入できる本体がたくさんあります。毎年発売されるiPhone本体が多いことや、新機種の性能が少しずつ向上しているため型落ちのiPhone本体でも機能性が高い傾向にあります。
【安いスマホ本体のおすすめiPhone】
- iPhoneSE(第3世代)
- iPhoneSE(第2世代)
- iPhone11
iPhoneSE(第3世代)
安くて使えるiPhoneSE(第3世代)は、iPhoneシリーズの中でも、小型で低価格なラインナップである「SEシリーズ」の最新モデルとなります。5G対応な上、チップにはiPhone13シリーズと同じ「A15Bionic」を搭載しており、そのコストパフォーマンスの高さから幅広いユーザーに人気の機種となっています。
【iPhoneSE(第3世代)製品情報】
- 発売日…2022年3月18日
- チップ…A15Bionic
- ストレージ…64GB/128GB/256GB
- 本体サイズ…138.4×67.3×7.3mm
- 画面サイズ…4.7インチ
- 重量…144g
【SEシリーズとは】
旧モデルをベースに最新のSoCを組み合わせた、iPhoneの廉価版に位置づけられる機種シリーズ
iPhoneSE(第2世代)
安くて使えるiPhoneSE(第2世代)はSEシリーズの2作目で、iPhone11シリーズと同等のプロセッサパワーを持つ機種となります。搭載チップはA13Bionicと同デザインのiPhoneSE(第3世代)には劣りますが、より安価な値段で購入できるというメリットがあります。
【iPhoneSE(第2世代)製品情報】
- 発売日…2020年4月24日
- チップ…A13Bionic
- ストレージ…64GB/128GB/256GB
- 本体サイズ…138.4×67.3×7.3mm
- 画面サイズ…4.7インチ
- 重量…148g
iPhone11
安くて使えるiPhone11はiPhone15シリーズよりも4世代前のモデルになりますが、iOSの最新アップデートに対応しています。そのため、安価な値段で最新OS状態のiPhoneを使用したいという、ライトユーザーにおすすめの機種となります。
【iPhone11製品情報】
- 発売日…2019年9月20日
- チップ…A13Bionic
- ストレージ…64GB/128GB/256GB
- 本体サイズ…150.9×75.7×8.3mm
- 画面サイズ…6.1インチ
- 重量…194g
スマホが安い!コスパ良しAndroid3選
Androidスマートフォンでは安い料金で購入できる本体がたくさんあります。毎年発売されるスマホ本体も多く、さらにスマホ本体を開発してる会社が多くあります。各社がだす新機種の性能も少しずつ向上しているため型落ちのスマホ本体でも機能性が高い傾向にあります。
【安いスマホ本体のおすすめAndroid機種】
- XiaomiRedmi12C
- MOTOROLAmotog13
- OPPOA77
Xiaomi Redmi 12C
安くて使えるXiaomi Redmi 12Cは中国の総合家電メーカーXiaomiが販売するスマートフォンで、エントリーモデルの中でも特に低価格の機種となります。前モデル2機種であるRedmiNote11、RedmiNote10Tよりも、徹底的に低価格を目指した初心者向け端末になります。
【Xiaomi Redmi 12C製品情報】
- 発売日…2023年3月16日
- チップ…HelioG85
- ストレージ…64GB/128GB
- 本体サイズ…168.76×76.41×8.77mm
- 画面サイズ…6.71インチ
- 重量…192g
MOTOROLA motog 13
安くて使えるMOTOROLA motog 13はかつてアメリカに存在した無線通信機器製造会社の旧MOTOROLAが販売するスマートフォンで、エントリーモデルであるmotogシリーズの中でも最も廉価な機種となります。512GBまでのmicroSDカードに対応、nanoSIMのデュアルスロットを搭載しているなど、Androidスマホならではのカスタマイズ性の高さが特徴です。
【MOTOROLA motog 13製品情報】
- 発売日…2023年4月21日
- チップ…HelioG85
- ストレージ…128GB(最大512GB)
- 本体サイズ…162.7×74.66×8.19mm
- 画面サイズ…6.5インチ
- 重量…184g
OPPO A77
安くて使えるOPPO A77は世界5位のシェアを誇る中国のスマホメーカーOPPOが販売するスマートフォンで、低価格帯の「Aシリーズ」の中でも人気のOPPOA55s5Gの後継モデルとなります。処理能力は値段相応なので高画質な動画の再生や大容量のゲームプレイなどは難しいですが、通話やメール程度であれば問題なく使用可能です。
【OPPO A77製品情報】
- 発売日…2022年10月6日
- チップ…HelioG35
- ストレージ…128GB(最大1024GB)
- 本体サイズ…163.7×75×8mm
- 画面サイズ…6.5インチ
- 重量…187g
安いスマホ本体を購入する際の注意点とは?
安いスマホ本体を購入する際にいくつか注意しておくべきポイントがあります。スマホ本体は精密機器であり、実際の操作やSIMカードをセットして回線がつながるかどうかを確認する必要があります。購入後に使えないとならないよう気を付けるポイントをあげておきます。
【安いスマホ購入の注意点】
- 詐欺や悪質な業者に気を付ける
- 中古品は動作確認済みの端末を選択する
- 値段の安さだけでは選ばない
安いスマホ本体の詐欺や悪質な業者
安いスマホ本体を売る詐欺や悪質な業者には気を付けましょう。「支払いだけ完了させて商品が発送されない」「非正規品を売りつけてくる」という手口など、さまざまなトラブルがあります。
特に、あきらかに安い中古スマホは気を付けるべきです。「相場よりも値段が安すぎる」「URLの表記や日本語の文章がおかしい」といった場合は詐欺や悪徳業者の可能性を疑いましょう。
事前に売り手へ「状態」「検品」について質問することで記録がしっかり残ります。返信されない・返信が遅いという相手については取引を控えることで詐欺を未然に防ぐこともできます。
中古の安いスマホ本体は動作確認済みを選ぶ
中古の安いスマホ本体は動作確認済みか確認するようにしましょう。安さに目がいきがちですが、中古品として出品されている商品の中には、動作未確認の「ジャンク品」も紛れ込んでいます。誤って購入してしまった場合、スマホを使用できない可能性があるので注意が必要です。
また、購入予定の中古スマホ本体が2021年10月1日以前に発売されたスマホであれば、「simロック解除済み」であるか確認する必要がありますので購入前のチェックを怠らないようにしましょう。
2021年10月1日以前に発売されたスマホは「simロック解除」を購入者がおこなう必要があります。中古スマホの個人取引の場合などに「simロック解除」をしらず制限がかかったまま出品されているケースがあります。
安いだけでスマホ本体を選ばない
安いスマホ本体の中には、料金が安く古すぎるスマホ(低スペック・サポート終了)も数多く存在します。購入後に満足に使用できないといったことにならないためにも、購入前に使用目的を明確にし、用途に沿ったものかどうかスマホ本体のスペックを確認するようにしましょう。
近年では性能が高く安いスマホも多く発売されているので、自身に適したコストパフォーマンスのいい機種を探してみてください。