- 「レンタル携帯の初期費用どのくらい?」
- 「携帯レンタルの初期費用はなに?」
- 「初期費用が安い携帯レンタル業者はある?」
など、携帯レンタルの初期費用について様々な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
レンタル携帯には初期費用として手数料や他代金などがありますが、携帯をレンタルする前に安くする方法を事前に把握しておくことで極力、費用をおさえられることがあります。
そこでレンタル携帯の初期費用についてわかりやすく解説記事にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
レンタル携帯の初期費用って何?内訳は?
レンタル携帯を利用する際には、初期費用がかかる場合がほとんどです。また、キャリアや格安SIMと比べて料金は高めの設定になっています。
なぜ初期費用がかかるのかというと、レンタル携帯の契約には審査が無く、レンタル業者は料金の未納やレンタル端末が返却されないなどのリスクを負っているためです。
そのため、初期費用を求められるのが一般的で、高くなる傾向にあります。では、レンタル携帯の初期費用の内訳にはどんなものがあるのでしょうか。
基本料金
携帯電話サービスを利用するには、基本となる月額料金やレンタル料金がかかります。なぜなら、レンタル業者はキャリアと契約し、基本料金を支払って回線を利用しているためです。
キャリアの基本料金の概要としては、通信・通話サービスを利用するために、契約が必須となる料金とされています。このような料金をレンタル業者はキャリアに支払っているため、レンタル携帯利用者もレンタル業者に最低限支払わなければいけないのです。
事務手数料
事務手数料とは、レンタル業者側の手続きに関する料金です。レンタル業者が行う手続きには、必要書類の確認や配送の手配などスタッフの人件費や諸経費がかかります。キャリアの契約にも3,300〜3,850円程度の事務手数料が発生し、レンタル業者はキャリアに支払っています。
そのため、レンタル携帯利用者もレンタル業者に事務手数料として支払う場合が多いのです。ただし、なかには事務手数料がかからないレンタル業者もあります。
SIM発行手数料
SIMカードを発行するのに手数料がかかります。レンタル業者は、携帯を貸し出すのにSIMカードを発行する必要があるためです。そのため、SIMカードをレンタルする場合の手数料もレンタル携帯利用者が負担します。
SIMカードには、加入者を特定するための契約者情報が記録されています。SIMカードをスマホに挿入することで、電話だけでなくデータ通信が可能になります。
スマートフォンにはSIMカードが必須であるため、レンタル携帯の初期費用にSIM発行手数料が含まれる場合が多いのです。ただし、なかにはSIM発行手数料がかからないレンタル業者もあります。
保証金
端末の紛失、破損にそなえてあらかじめ預けておく料金です。紛失や破損があった場合に預けた保証金から補填するために支払います。紛失や破損がない場合は全額返金されます。
端末を返却しないと返金されないシステムのため、レンタル携帯利用者はしっかり返却し、端末の取り扱いにも注意する必要があります。預かり金やデポジットと呼ばれることもあります。さまざまなトラブルにそなえて、保証金を預ける場合が多いのです。
端末代金
端末本体の料金がかかります。端末代金が月額料金やレンタル料金に含まれない場合は、別途必要になります。
端末代金は機種によって大きく異なり、新しい機種や人気の機種は高くなる傾向にあります。端末代金が安い機種をレンタルすると、初期費用は抑えられやすいです。
送料
レンタルする端末を配送してもらう場合にかかる料金です。ただし、レンタル業者によっては送料無料の場合もあります。
また、基本的に送料無料としていても北海道や沖縄、その他離島ではそれぞれに送料が定められている場合があるので必ず確認をしましょう。
レンタル携帯と携帯を購入した時の初期費用の違いは?
レンタル携帯とキャリアや格安SIMで携帯を購入した場合では、初期費用に違いはあるのでしょうか。
レンタル携帯とキャリアで契約した時の初期費用の違い
レンタル携帯とキャリアで契約した時の初期費用では、キャリアの方が安くなります。キャリアの初期費用は主に事務手数料のみだからです。通常、キャリアで新規契約した場合の事務手数料は以下の通りです。
- ドコモ・・・3,300円
- ソフトバンク・・・3,850円
- au・・・3,850円
※2023年6月時点
ドコモとソフトバンクの事務手数料は、店舗で新規契約するときにのみ必要です。オンラインショップで契約すると事務手数料は無料になります。
auは店舗での契約、オンラインショップでの契約のどちらでも事務手数料がかかります。また、端末を一緒に購入する場合、どのキャリアでも代理店によっては端末の頭金を支払う場合もあります。
レンタル携帯と格安SIMを契約した時の初期費用の違い
レンタル携帯と格安SIMで契約した時の初期費用では、格安SIMの方が安くなります。格安SIMの初期費用も、主に事務手数料のみだからです。
しかし、初期費用がかからない格安SIMがあったり、SIM発行手数料がかかる場合があったりとさまざまです。事務手数料がかかる場合は3,000円~3,850円程度で格安SIMによって異なりますが、キャリアとあまり変わりません。
事務手数料が無料の格安SIMは以下の4つです。
- 楽天モバイル
- ahamo
- LINEMO
- povo
キャンペーンや利用条件を達成すれば、その他の格安SIMも事務手数料が無料になる場合があります。格安SIMによって内容に違いがあるため、それぞれ確認したほうがいいでしょう。
レンタル携帯で初期費用を安く済ませるコツ
レンタル携帯の利用ではほとんどの場合で初期費用が発生しますが、なるべく安く済ませるコツはあるのでしょうか。
時期によって実施されるキャンペーンや、SIM・携帯端末をわけることでも安く抑えることができるので利用するタイミングと状況にあわせて考慮するとよいでしょう。
キャンペーンを利用する
キャンペーンを利用すると初期費用を安くできることがあります。レンタル業者によっては、期間限定で割引キャンペーンを行っているためです。
よく行われているのは以下のような内容です。
- 初期費用が無料になる
- レンタル料金が割引になる
- 端末代金が安くなる
利用したいタイミングで、キャンペーンを行っている可能性があるので調べてみましょう。
中古で端末を購入しSIMのみ契約する
SIMのみ契約をすると初期費用が安くなる場合があります。端末を借りずに自分で用意すると、端末代金がかからないためです。
レンタル業者によっては、自分が使いたい機種の代金が高いこともあります。人気の機種でも、中古の端末はフリマサイトやリユースショップなどで探せば安く手に入りやすいでしょう。
購入した端末に、レンタルしたSIMカードを挿入すればすぐに利用できます。また、SIMカードは小さくて軽いので、送料も抑えることができます。
自分のSIMを使い端末だけレンタルする
端末本体だけレンタルすると初期費用が安くなる場合があります。自分のSIMカードを使うのでSIM発行手数料がかからないためです。
レンタルした端末に自分のSIMを差し込んで利用するので、特別な設定も必要なくこれまでと同様にスマホを使うことができます。
データ通信容量を見直す
自分の使うデータ通信容量を見直すと、初期費用を抑えることにつながります。データ通信容量によってレンタル料金は大きく変わる場合が多いためです。
そのため、契約時に初回1ヶ月分のレンタル料金を払うケースでは初期費用を下げられます。最低限のデータ通信量を契約し、なるべくWi-Fi環境で利用すると良いでしょう。
通話料金を見直す
通話料金を見直すことも、初期費用を抑えることにつながります。日ごろから通話しない方であれば、たくさん通話できるプランは必要ないためです。そのため、契約時に初回1ヶ月分のレンタル料金を払うケースでは初期費用を下げられます。
また、通話はSkypeなどの通話アプリを利用すれば通話料金はかかりません。通話料金の安いレンタル業者がないか比較してみましょう。
カード払いができる業者を選ぶ
クレジットカード払いができるレンタル業者を選ぶと、契約時に初期費用として現金を用意する必要はありません。
クレジットカードは利用しても、実際に現金が必要になるのは契約しているクレジットカードの引き落とし日になるためです。ただし、引き落とし日までにはレンタル料金を口座に用意しておく必要があります。
初期費用が安いレンタル携帯業者はある?
レンタル携帯業者のなかでも、初期費用が安い業者はあるのでしょうか。初期費用として提示される金額や、契約料として提示される金額がありレンタル業者によって様々です。
初期費用がなくとも契約料を初めに支払うこともあるので、総額から判断するとよいでしょう。また、見積もりを頼んでから正式な金額がわかることもあるので確認してみることが大切です。
スマスタのレンタル携帯・初期費用
スマスタの初期費用はレンタル業者のなかでも比較的安めに設定しています。内訳は、SIM発⾏⼿数料+端末本体価格+データ容量プランです。
初期費用はコンビニ払いで、レンタル料金は前払いのため、初期費用のみで利用開始できます。端末は中古の安い機種が用意されているので、その分の初期費用を安くすることができます。
誰でもスマホのレンタル携帯・初期費用
誰でもスマホの初期費用はレンタル業者のなかでも比較的安めの設定です。内訳は、SIM発行手数料と端末代金です。
初期費用はコンビニ払いです。レンタル料金は後払いのため、初期費用のみで利用開始できます。端末は中古の安い機種が用意されているので、その分の初期費用を安くすることができます。
サンシスコンのレンタル携帯・初期費用
サンシスコンの初期費用も比較的安めの設定です。内訳は、SIM発行手数料と端末代金です。
初期費用は銀行振込です。レンタル料金は後払いのため、初期費用のみで利用開始できます。レンタル料金の支払いを口座振替にすると送料無料になります。
サンシスコンの端末は中古の安い機種が用意されているので、その分の初期費用を安くすることができます。
モバイルレンタのレンタル携帯・初期費用
モバイルレンタには初期費用の設定はありませんが、契約時にレンタル料金を支払う必要はあります。
レンタル料金の後払いプランも用意されていますが、その場合は送料込みの事務手数料がかかります。支払いは対面の受け取りでは現金、配送の場合は銀行振込です。
東京グッドスピードPHONEのレンタル携帯・初期費用
東京グッドスピードフォンには初期費用の設定はありませんが、保証金を契約時に預ける必要があり端末の返却後クレジットカードに返金されます。配送料は全国一律で統一されています。
エクスモバイルのレンタル携帯・初期費用
エクスモバイルには初期費用という項目はありませんが、契約時にレンタル料金を支払う必要があります。支払い方法ではクレジットカード決済が利用できます。
また、契約前にレンタル会員になっておくといつでも10%OFFになるので、その分初期費用は抑えられるでしょう。
レクモバのレンタル携帯・初期費用
レクモバには初期費用の設定はありませんが、契約時にレンタル料金を支払う必要がありクレジットカード払いか銀行振込かを選べます。定期的にキャンペーンを実施しているのでチェックしてみましょう。
レンタル携帯東京のレンタル携帯・初期費用
レンタル携帯東京は3か月以上の利用で、初期費用として設定されている初回登録料が無料になります。ただし、Xi対応スマートフォン契約の場合には、事務手数料がかかるので注意が必要です。
レンタルする機種によっては保証金が無料になる場合もあります。長期利用者向けに割引キャンペーンを行っている場合があるので確認してみましょう。